親、上司を立てること 夫を立て、上げることとは
- 2014年01月09日 |
- ⊥潜在意識と結婚、恋愛 |
内なる”セクシャリティ”を呼び覚ます
女性の人生をプレシャスライフにプロデュース
女性性覚醒プロデューサー&
潜在意識心理学の専門家 磯部夏代子です。
横浜みなとみらい地区には
高層マンションやビルが
たくさん建っています。
海沿いに建つマンションからは
ベイブリッジや素敵な夜景もたくさん見えます。
それぞれのマンションも
2階から見る風景と20階から見る風景は
同じ方向を見ていても
見えるものが違う。
と言うことはわかりますよね。
2階から見ると
下の方に走る車や歩く人の服装の細かな所まで
見ようと思えば見れますよね。
でも、20階から見ると下を歩く人の
細かな所までは見えないのだけれど
2階では見えない遠く、先の方を見通せます。
20階の人が遠くに見えるものを年頭において
2階の人に
「~~~した方がいいのでは?」と意見を言ったとする
でも、2階の人からすれば
遠くのものは見えないので
「そんなこと言われても、そんな必要はない」と思う。
それは、ある意味当たり前。
同じものを見ていると思っているけれど
見えるものが違うのだから
意見が違って当たり前。
本人達も2階から見えるものと
20階から見えるものが違うと、
お互いで認識しているのだから
問題が起きることは無いけれど
これね。
私たちの人間関係でも言えることなのです。
例えば「両親」や「上司」・・・
いわばこの人たちは
20階から世の中を見ている人たち。
上の立場、
経験を多く積んで来た立場からすれば
今2階に住む「子ども」や「部下」が
どの位置にいるのか上から見れば
一目りょ然なので「こうした方がいい」
「ああした方がいい」と指示します。
しかし、2階に住む「子ども」の自分や
「部下」の自分は
視点が狭く、先を見通せる位置にいないので
『????」「なにいってんねん??』
「そんなこと無いでしょ」
「それって、おかしくない??」
と、平然と思います。
同じもの見てるのだから
立場も同じつもりになって言うのです。
でも、20階の「親」や「上司」の視点からすれば
「あの物陰には危ないものがある』
「そこの先には障害物が置いてある」と
見通せるので「注意」したり「指示」したりするのですが
2階の住人に意味がさっぱり分からないのです。
だって、2階からは見えないものが
たくさんあるんだもん・・・
こういう、
マンションの2階と20階に住む人としての話
であるならば、あっさり理解出来る私たちなのに
「立場の違い」という、
人と人との人間関係となると
とんと理解出来なくなってくるのですね。
大切なのは
自分と親、自分と上司、自分と夫は
違う立場(位置)、視点から
物事を見て言っていると言うことを
忘れないでいる必要がある。
ということです。
20階からものを見て言う人に
「でもあそこに歩く人は赤い服を着ているじゃない」
「だって、あの車には3人が乗っていたじゃない」と
言えば,確かにあなたの方がそれがよく見えるので
間違ってはいませんし、
確かにそれは正しいでしょう。
でも、相手は大局を見て発言しているのだ。
ということを忘れないで欲しいと言うことです。
先行きや社会的なことなど
全体を見据えて発言しているということ。
そういう
あなたの周りにいる
大局を見て発言してくれる人の言葉を聞かないとしたら・・・
あなたはそれ以上の階に、2階以上に行けるチャンスを
自らつぶしている、放棄していると言うことになるのです。
あなたは、あなたの案内役として
「両親」「上司」「先生」「夫」・・
師と呼ばれる人を自分の周りに創りだしました。
(引き寄せました)
誰が連れて来た訳でもなく
あなたが引き寄せたのですよん。
それを否定する。と言うことは
自らを否定することになります。
「夫や親や上司、目上の人を立てなさい、上げなさい」
と言われます。
その意味にピンと来ないとしたら
こう考えてみて下さい。
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夫を立て、親を立て、上司を立て
目上のものを立てるからこそ
それを存在させている
自分自身が立つ、上がるということ
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その人たちを存在させた
「自分」を信じること
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これこそ
夫を立て、親を立て、上司を立て
目上のものを立て、上げる
根底にあるものではないでしょうか?
存在する相手を尊重することは
自分を尊重することになる。
これが本当の意味で
腑に落ちた時に
この人たちが自分の親、夫、上司など 師として
私たちのそばにいてくれることの有り難さに
魂が震える時が来るでしょう。